【日本史】 切り取り過去問151
切り取り過去問 日本史問題
〔史料〕
ひとあし踏みて夫(つま)思ひ ふたあし国を思へども 三足ふたたび夫おもふ
女心に咎(とが)ありや
朝日に匂ふ日の本の 国は世界に只一つ 妻と呼ばれて契りてし
人も此世に只ひとり
かくて御国と我夫と いづれ重しととはれなば たゞ答へずに泣かんのみ
お百度詣(もうで)あゝ咎ありや
(1)前の詩は,雑誌『太陽』1905年1月号に掲載された,大塚楠緒子の「お百度詣」である。彼女は,ある戦争に出征した夫の無事を祈る妻の恋情をつづった。この戦争の呼称を記せ。
(2)この詩が掲載された『太陽』の同月号には,与謝野晶子がある文芸雑誌の1904年9月号に発表した長詩「君死たまふこと勿れ」に対する激しい批判文も載せられている。与謝野晶子がその長詩を発表した文芸雑誌名を記せ。
《同志社大学》
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