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日替り講座

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【日本史】 切り取り過去問145

切り取り過去問 日本史

問題

(1)荷札の中に「 イ 奉加銭」と墨書されたものが見られる。これは今日の福岡市都心部から東北東約3km,博多湾の湾岸線近くにある八幡宮に奉納するための,多量の貨幣を梱包した船積み荷物に付けられていたと思われる。実際この八幡宮は,延慶3年(1310)に炎上した記録があり,この沈船の最後の就航時は,造営料を必要とする時期にあたっていたことになる。空欄 イ には,蒙古襲来に際して時の上皇から賜った「敵国降伏」の書を扁額として掲げた楼門(重要文化財)を持つ,その八幡宮の鎮座地が記されていた。その地名を,次の1~5の中から1つ選べ。

1.鶴 岡  2.大 隅  3.石清水  4.宇 佐 5.筥 崎

 

(2)荷札に書かれた人名の中に,「八郎」「又八」「いや二郎」「とう二郎」など日本人の名前(おそらく商人)があり,彼らとこの船の運航との関わりが導き出される。また下線部o2に見えることは,彼らが乗り組んでいた船が,もともと外国で建造されたものだったため,と理解される。この様に中世のアジア大陸東縁で活動していた交易船は,日本人を含む複数の言語集団に属する人々を乗せている場合もあった。そうした船の乗員達の間にある諸言語集団は,それぞれ西南日本西岸を東限とする1つの海域周縁の一角を占めるような位置関係にあった。日本人を含む複数の言語集団の居住地で囲まれた,この海域について,日本側で用いられている名称を記せ。

《同志社大学》

答え

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