【日本史】 切り取り過去問142
切り取り過去問 日本史問題
(1)入宋僧の一人で東福寺第6世住持の円鑑が,やはり住持を勤めた博多承沢寺には創建者で宋商人と伝えられる謝国明の墓があって,宋船や宋商の往来する中世の国際貿易港の面影を偲ぶ縁となっている。次に示す1~8の地名群から,中世の外国船来航地として相応しくない港を1つ選び,その所在地(令制の国名で指示)との組み合わせを2つの番号で選べ。
1.近 江 2.尾 道 3.兵 庫 4.備 後
5.坊 津 6.摂 津 7.堅 田 8.薩 摩
(2)大陸交易の中継港・博多を拠点とした商人の一人である寿禎の名は,彼が朝鮮から伝えて石見銀山の開発を可能にした灰吹法の精錬技術と共に記憶されているが,彼の孫も,秀吉の保護の下で大陸交易によって巨富を得た。この孫は製蝋法,冶金技術,織物などの産業開発にも貢献したとされる。茶人としても知られる,この人物は誰か。次の1~5から該当者1人を選べ。
1.茶屋四郎次郎 2.末次平蔵
3.末吉孫左衛門 4.島井宗室
5.神谷宗湛
《同志社大学》
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